祇園精舎の鐘の音は「世の中に不変はないと言っているように聞こえが、沙羅双樹の花の色は、盛んな者は必ず衰えることを表している

妙心寺 塔頭・東林院「沙羅の花 愛でる会」が始まった記事を見、
友人と訪ねた頃 平家物語について楽しい読書会をした事を思い出しました。
人生を振り返り、個々人で 毎日の生活を思いめぐらし、色々話しあった事が思い出されます。

あらゆるものは生じ そして滅する。このことわりを「諸行無常」といい、
私たち自身、動物や草木、環境はとどまることなく生まれ、消えていくということ。

リハビリ散歩の時　旦那様が言いました。
《なんで　沙羅双樹を 夏椿って言うやろ？》
昔の事　山に咲く白い花を見て、その華麗な姿を〔夏椿〕　と言った。
母から聞きました。

父が母と手をつなぎ、二人で東林院「沙羅の花 愛でる会」に参加し、
和歌を詠んだり、古典を紐解くのが好きだった父は、朗々と話していたそうです。

ご近所で沙羅双樹の木を見ました。
白い花を付けて　一日の仕事を終わらそうとしている時でした。
とても儚い感じもしますが、楚々とした花ですネ。

今 私の生活のポイントは　断捨離。
根元に一仕事を終えても咲く夏椿は、見事な断捨離が出来ている。

今日は、サングラス修繕に京都駅 伊勢丹に行きました。
黄色いグラサンはなかなか無いのです。
仕方が無いので、購入店にhelp。
気がつけば、赤いサングラス購入で決着。
フレーム　凝れば凝るほど抑えが効かない。
ご担当者さん、私みたいな世間知らず、見栄っ張りに親切すぎるご対応。
私たちの掛け合いが　店員さん受けするんだから・・・トホホ。

商談最終に　修繕出来るか送ってみましょう。
親切さに感謝。すると同時に　アレレ。
人生経験　しました。

自己決定です。　素敵なグラサン掛けて、たくさん出歩きたいですわ。