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2017年10月28日

貞女は 二夫に交えず

嫁して女性は 三界に家無しです。何があっても、先ずは家族の事を優先に お考えなさい!
母から 何度も言われた、重い教育です。

「促通反復療法」 多くの方にお世話になり 終了しました。
主治医からは、『寒くなる季節 筋肉は難くなりますが、イライラしないで・・・今の生活を続けるように。』
そうです・・・他力から自力の転換期。
出来る形で向き合い、一ヶ月の療法施術を生活の中に生かす!をモットーに暮らします。

今日は「金曜 きもの勉強会」。 クリスマス きものショーの打ち合わせです。
きものショー = 帯結び・・・捉え方も多種多様。 今までの作品を再検討からの練習でした。
私は 「促通反復療法」 最終日で、いつもより早い時間から、主治医の診察があり、14時前に退席しました。
ふふふ 始まる前にどうしても聞きたい事が有り、皆さんが揃う前に・・・
「白い喪服について」を机上に乗せました。
実は・・・旦那様から 滋賀県の知人葬儀の際、奥さんが「白い紋服」だったと聞いていたので、
滋賀県出身の仲間の参加を待ってお聞きしました。
地域によって・・・という事でした。

『貞女は 二夫に交えず。』 NHK朝の連続ドラマで、白い紋服 の事があったので詳細を伺いたかったのです。
現代では喪服と言えば黒ですが、黒い喪服が定着したのは明治時代に入ってからで、西洋では黒が定番。
西洋諸国に追い付こうという意識から黒を着るようになったそうです。
明治以前は日本でも白い喪服が一般的だったと言われています。
化学染料が発達する前は黒の布地は高価であったため、庶民には手に入るものではなかった。
日本人は、死んでしまったらそれで終わりではなく、再びこの世界に転生するという死生観を持っていました。
こちらからあちらへ、新しい世界への道行の衣装に、古来より神聖な色とされた「白」を選んだようです。
この世に生れてくる際の「産着」と「死に装束」は、あの世とこの世を行き来するという意味では同じなので、
共に白い着物が用いられます。
花嫁の白無垢も同じ意味が込められているそうです。
生家で暮らしていた花嫁は一端死んで、嫁ぎ先の家である新しい世界への旅立ちをする。
という意味でやはり白い着物を身につけるのです。

またまた~~~朝から フフフ 嫌味口論です。
母からのメッセージでも、嫁して・・・が有りますが、双方揃って同じ意識が最も必要な事です。
愛娘にも、じっくり申し伝えております。===キッパリ。

今日は早朝から 七五三のご準備 ⇒ 急場のスタッフ不足にてんやわんやでした。
弟子の手速い、適切対応は、不自由な心身であっても・・・満足感で満たされ、救われた慶事でした。
お天気にも恵まれ ご家族揃ってのお祝いに参加出来た事 最良の喜びです。
通過儀礼 出来る形で参加できると、人生の大きな 慶事節目なります。

今日の最後は・・・素晴らしい友人宅の 黄色い懸崖菊を見ながらの・・・偲ぶ両親の話でした。

貞女・・・貞夫 は無いのでしょうか? 白い紋服の家紋は 何色?小物は?


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