昨日 今日・・・ ” 仕事始め ” 　朝から気忙しいです。

天神様の梅を入れた昆布茶。霰の数もこだわるから、ﾌﾌﾌ手が掛かります。　見栄100%です。

どんな事でも ”事の始め” は、大切な節目です。

京都に嫁して＝＝＝西陣の問屋さん勤務だった旦那様の仕事上、12月＝師走の最大イベントは ”事始め”。
きもの着て、帯を締め・・・。毎年の事ながら着装品には気を使います。
回りの話題に～～～私のお耳 ピクピク。　

フフフ 気付きました。・・・ ｳｯｼｼ　今の私の負けん気・見栄っ張り満開状態は･･･この時の経験からstart！。
毎年、同じ着物は着れません。　旬を過ぎた帯は～～～旦那様担当！！コーディネイト優先です。
結婚当時は、結構 両親が･･･娘の嫁入り道具として　持たせてくれました。
でも、その道の仕事人から見れば＝＝＝んまぁ～時代遅れ！　まぁ～ハッキリ言はりました。
着物も帯も・・・母には現状を＝口惜しさを切々と伝え、困らせたものです。

今日の忙しさが、４０年余り前の事を思い出させました。
成人式が近づき、自分の時、愛娘の時の事も・・・走馬灯の様に思い出されました。

『このしめ飾り・・・いい形ですね。橙より柚の方がイイんですか？』　お客様の質問に

だんな様と顔を見合わせ　フフフ。　最適品・始末屋～～～両方共存の＝柚飾り。

しめ縄は、毎年旦那様が ボーイスカウト研修会で、　亀岡の農家の方に頼み、
藁を･･･刈入れの時にご協力いただき、準備します。　縄の作り方から、スカウトは研修します。
我が家の長男も毎年、立派なしめ飾りを披露していました。

さてさて 今春の我が家のしめ飾りの橙・・・実は年末 先輩から頂いた 柚の実 です。
軸、枝、葉付きがとても美しかったので、冬至の柚風呂に使わず、・・・新年のお飾りになりました。
橙を付ける意味はよく解っていますが、柚の実について検索してみました。　

~~~滑り善く 健康＝＝＝「健康美」「汚れなき人」「恋のため息」
実生の柚・・・実が付くまで年数が掛かる事も知り、　今年のしめ飾りは 柚の実を付けました。
日ごろから頂く先輩からの贈り物＝柚の実＝今年も・・・「汚れなき人」を念頭に生きます。