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2019年05月14日

三者三様の・・・装い

三人の人が居れば、やり方、考え方などがそれぞれあり、三者三様の相違を認め合う心の大きさが貴重ですね

今日も・・・素敵な贈り物を頂きました。
楽しくって、嬉し過ぎて・・・有頂天でした。
事務所で打ち合わせ中=フフフ 先日の「今宮祭」の段取りについての事=だったので、気分が一新。
いつも気にかけて下さってる方から、『畑に行って来ました。芍薬が綺麗に咲いていました。』 三色の芍薬です。
思い出しました。 「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」
すらりと伸びた茎の先に咲く芍薬は・・・華麗な花。 
母は三人の娘のために、私と妹は二十歳の成人の日に、兄嫁は我が家に嫁がれた年に~南の庭に植えました。
私には~~~ もう少し大人しく、思慮深い女性にと願いを込め=牡丹の花。
妹には~~~自分に自信をもって動ける女性に成って下さい。と願いを込め=白百合の花を植えました。
兄嫁には~~ ご縁有って我が家の家族になられた翌年の成人式の日に、我が家の大事な人として=建って下さい。
三人の娘に、「和・輪・わっ」で違う事なく、三様の美しさを願い、数年後には大輪の花を咲かせました。
これが「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」 先人のメッセージの・・・母の解釈でした。
ある時、知人から 向き合い方の違う解釈を知らされました。
芍薬は、立って見るのが一番美しく、牡丹は、座って見るのが一番美しい。百合は、歩きながら見るのが一番美しい。
三者三様の見方、願いがありますが、根底の大きな愛に大輪の花を咲かせる努力が私達の精進の日々と思います。
枝分かれした横向きの枝に咲く 牡丹は・・・堂々とした豪華な花。
初夏の風に添って逆らう事なく揺れる百合の花は・・・清々しく温和な花。
すらりと伸びた茎の先端に咲く芍薬の花は・・・活きの有る花

御幸の様に母の声が聞こえました。<00さん、あの花瓶に生けなさい!。>
母が私の為に植えてくれた・・・牡丹が三年後に大輪の花を付けました。
知人の陶工師が、お祝に焼いて下さった花瓶。”心 静かに”銘打って有り、母は感激深しでした。
花瓶は・・・高麗焼の耳付き花瓶・・・が好きだった母ですが、三者三様の・・・装い
この花瓶は、私の将来の事も重ね、器量の大きさに絶賛でした。 
実は我が家の前庭にも・・・牡丹がすくすく育っています。 全てを忘れ、花を付けるのは???何時でしょう。



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