京つう

ファッション・着物  |北区

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人が持っている「良さ」その「良さ」を見つけることが、自然と人を認めることになるのです。

何故か涙が止まりません。 
夕刻 今年も母親の行事・・・『今宮祭 神幸祭・還幸祭』手伝いで、11日間中~2往復という協力をしてくれ娘は、
家族の待つ 赴任先に向かいました。
やはり気持ちが後退的の為でしょうか・・・車中から手を振る娘は、私専属の人ではなくなったという実感に襲われました。
娘は、免許更新で朝から大忙しです。 最近は京都駅000で手続きが出来るので、都合がイイです。
私は~~~昨日着用のきものを悉皆屋さんに預ける準備で、お互いのスケジュールが都合よくこなせました。
関空送迎者・・・お迎え車の時間もあり、午前中に一件ご挨拶に伺いました。
玄関前のガーデニング。いつも華やかです。
<昨日はご苦労様。30度を超えると・・・きもの姿は応えたでしょう! 涼しい顔してたけれど・・・ご苦労様。
  見た!見たよ!!お嬢ちゃん。ヤッパリお母さんの娘だわ。ほっそりとして・・・ふふふ 超派手で。ソックリだわ。>
≪まぁ~ありがとうございます。お陰様で今年も両祭り・・・二往復してくれ、助かりました。≫
<あなた 昔はホッソリしてたのね。解ります。それにしても、黒地の絞りの着物に緋色の小物・・・派手やね。>
≪???あのぅ~娘は・・・緑の松竹梅柄のきものでしたの。お練り列の最後尾に付いていました。≫
<あっ間違ってました? あのふくよかな方が・・・娘さんですか。 失礼しました。>
道中で応援して下さってたそうです。 ご家族に・・・愛娘は最後尾の人で、走り回ってた女性といわれ、大笑いでした。
つくづく確信しました。 
仕事ではなく、産土神の祭事お手伝いではありますが、決して自己満足で、お引き受けする事ではない。
今年で三十五年のお手伝いですが・・・この身体では、加齢も加わり無理です。
娘の結婚、新しい家族にここまで迷惑は掛けれません。 
13年前までは、【そんな傲慢なボランティア一切手伝いません!】そう言って、一切帰国は在りませんでした。
14年前 倒れて、「今宮祭」日時が決まり、準備段階に入っていたので、供奉者様=お子様方にご迷惑は掛けれない!
主人の判断で娘に連絡、しかたなく・・・奉納舞はお稽古出来ないが、お練りだけはします。かれこれ14年前の事です。
訪問先方と話していて・・・今年の神幸祭で来ていた黒の絞りのさくら柄のきもの・・・
≪ママ・・・【このきもの・・・あの時の着物だったのよ!久しぶりに着まぁ~~~す。】 と聞かされ、驚きましたの。≫
大きな思い出です。 私自身の・・・来年の施行が出来ないだろう時の、娘の見送りは 淋しさが急増しました。

赴任先の娘の旦那様、自宅からの送迎は何時もして下さってます。申し訳ない事です。
娘も、私も ”大きな器の方にお世話になれる。” 共通のご自慢です。~~~かなぁ??ふふふ。 


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