先方様のご依頼は、成人式をお迎えの姪御さんの為に、ご自分が結んであげたいご希望だそうです。

思い出の袋帯を新物様にしたい！ご希望から、「鷺娘」お稽古して頂きました。

朝から沸き立つお稽古でした。

お待ちかねの「黒豆納豆」が届きました。
一昨年前から・・・カルチャーショックを受けた☞「納豆」。
思い起こせば・・・数十年前、婚家朝食デビュー。
見た事も無い･･･藁でくるんだ物。　皆さん当たり前の様に開いてなにやら？？？の行動。
ムッと ｲｱｲﾔ　少々不慣れな匂い。香りとは言い難い物。
～～～こりゃぁー駄目だ！　母の声が聴こえました。
『あなた 京都での新しい生活、〇〇さんには不似合いです。このご縁は･･･』　父に頼んでいました。
自分の考えは、正しい正論。絶対の絶対に、他人の意見で自分の言動揺るがすことは・・・無かった父です。

一昨年の雪の降る寒い日　北海道 ウインザーホテル洞爺 の朝の事です。
私の・・・　≪この入れ物は何に使うのですか？≫　から　納豆ドラマは始まりました。
色々スタッフとやり取りが展開。厨房に帰ったスタッフに入れ替わり･･･そっと横に来られたスター。
本当に素晴らしい、調理師ユニフォームの男性。
〘ご意見は解りました。この食品制作には私も加わり、日本の素晴らしい食品としてお薦めしています。
　　先ずは、是非召し上がって下さい。ご意見お聞かせください。〙
ズゥ～～～ット横で立って・・・見守って下さってるのです。と表現する位、素敵な方でした。
思わず、立ち上がろうとしたら、それを制して笑顔で厨房に行かれたのです。
45年間、ずぅ～～～っと持ち続けた「納豆」偏見でした。

旦那様が昼食に薦めてくれましたが、ヤッパリ45年は長過ぎる期間でした。
恐る恐る一粒食し、ﾌﾌﾌ　思わず黒豆の数を数えました。
粘々にしないで、そのまま食する方法を・・・あの日あの時教わったのです。
懐かしく、艶っぽい思い出に・・・ｳｯｼｼ　酔いました。

午後から・・・久しぶりに歯科医受診。

昨夜からは・・・急変　痛くてうずいて寝れませんでした。

朝、予約を取り・・・何としてもの押しで夕刻 17時に受診しました。