京つう

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自分が大切にしている事=祖母から、母から伝え教えられた多くの事=同性ゆえに、娘には伝えたいと思う母親

今春も・・・見事に咲きました我が家の「乙女椿」。
生活の中・・・全てが父の指示通りの我が家で、唯一母が譲らなかった 北庭の「乙女椿」です。
毎年、植木屋さんが手入れに入る時は、必ず 母の立ち合いがありました。
これだけは、父の許しが出ていたようです。 そう言えば、父も「黒檀」を大切にしていました。
それぞれが、一族・家族・子供・・・の事を樹木に託し、健やかな育成を植木屋さんに指示していたようです。
少し前まで・・・同じような子どもの健やかな成長を願う、親御さんの心の込めた事を聞きますね。
母は、私と妹が成人の日、妹=百合。私=牡丹。兄嫁は我が家に入られて、初めての成人の日に=芍薬 
南の庭に植えていました。いつもその花には・・・話しかけ、手を合わせていました。
女性方一族の長 兄嫁が・・・建てば『芍薬』、年上の私には・・・落ち着きー座れば「牡丹」。
妹には・・・歩く姿はー自分の足で歩く 「百合の花」 皆が助け合いクラス事を願い植えましたと~~~聞きました。

「乙女椿」数年前までは、庭の樹木の事は気にしなかった旦那様。
友人、知人から植木鉢樹木を頂くようになり、必然的に・・・水やり当番(係)が周り、
今は楽しさが解り、 お世話して下さってます。

産土神=今宮神社 「やすらい祭り」の時、大きな真っ赤な花笠「風流傘」の上に、春の花
 若松・桜・栁・山吹・椿 を差して飾ります。
花傘に付けた花が・・・朽ちる時に、疫病も朽ち果てる 願いの籠った花笠です。

数年前、四月第二週に斎行される「やすらい祭り」の花笠を飾る花を準備をされてる場所で、
何気なく言った、五種の飾り花に、母の大好きだった「乙女椿」が春に咲く花に在るのに驚きの声。
剪定で避けられた「乙女椿」を頂いたのです。
旦那様は、お知り合いの方に・・・植え方 育て方を伺い、毎年 我が家の「乙女椿」と出会えています。

遠く離れて暮らし、昨今の事で帰国もままならない娘に、私達は「乙女椿」にご加護を願いました。



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