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何事も多くの人にお世話になり、成れたことに深謝し、歩む。 この繰り返しです。

河本匠司陶芸展 ~ 土と炎に魅せられて40年 ~ 鑑賞。
 命の続く限り生涯現役で、ひたすらこの道一筋を貫きたい 御年90歳。まだまだ現役。福知山市の工房で、土をこね、語り ご活躍の先生です。
展覧会 会場は・・・福知山市 佐藤太清記念美術館。 
福知山城の一角に在る 福知山名誉市民 文化勲章受章の 日本画家 佐藤太清画伯の作品を常設の 美術館。

河本先生ご夫妻には20年来 可愛がっていただき、全てに先導役でご指導頂いております。
奥様は 茶道ー表千家のお師匠様で、活躍されています。
~~~初めて ご自宅にお招きいただいた時の お持て成し。お茶菓子は二段重の立派な塗盆。
干菓子は つくし。主菓子は・・・。 ~~つくしには驚き、楽しいお持て成しから始まりました。
その時、私の目は床の間に飾られた 重厚な花瓶に釘付けになりました。
黒地の上に 細かく桜が・・・夜さくらが咲き誇って。 しばらく 真の礼で見入りました。魅せられました。
心の中で願いました。 「印花桜文壺」先生のお手元にあり、今日見れますように。
会えました。今回は外に出ている作品も、ご協力依頼で 展示されてるそうです。

明智光秀 ゆかりの福知山城。立派なお城です。太鼓橋の階段を渡り・・・佐藤太清記念美術館へ。
会場に入るや否や パッと目に飛び込んだ パネル。  是非 実物を見て たぎる力を頂きたい。
見つからない。・・・パネルの下に掛かれている説明書を見て 驚きました。
「黒釉縄文花器」新匠工芸会 第64回回展 富本賞 受賞作品。
陶匠菴が火事で焼失。その時・・・
先生には 数多い作品の中でも 思い出深い作品だとお聞きしました。

すっと横に ≪あっ 先生おめでとうございます。 あれぇ~先生 お杖お持ちで どうされました?≫
『90歳になって、腰に痛みが出て、毎日=整形外科でリハビリです。 ワッハハ この作品探してたの?
   〇〇さん、君だとすぐに解ったよ。相変わらず・・・探求心旺盛だねえ。ワッハハ 』
まあまあ 記念に写真撮影しましょう。 長女です。ご紹介下さり、素敵な娘さんとも仲良しになれました。

9月23日~10月 9日まで開催。今日で700余人の鑑賞者が入館されたとのお話で、
温厚なご人徳が、人々を誘ったと思いました。
老人会、幼・小・中・高の生徒たちにも 土を通して多くを伝える活動をされておられます。

『ここ座りなさい。これは、今回の作品展の冊子です。記念に納めてください。』
頂きました。 ふふふ サインも入れて下さり 命の続く限り生涯現役で、ひたすらこの道一筋を貫きたい 宝物です。
冊子の表紙は 先ほどの 「黒釉縄文花器」新匠工芸会 第64回回展 富本賞 受賞作品でした。

16時30分閉館 約1時間余り 独り占めの私でした。 
ずっと先生の横に座らせて頂き、また 私の手を引き作品の前に案内ー説明。
大きな心に抱かれ・・・心静かになれました。

帰り道 どんより暗い道中 だんな様に感謝しながら 帰りました。




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